カンパノラ CTR57-1001深緋(こきあけ)の魅力
かつて建築デザインの巨人ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエはこう言った。「神は細部に宿る」と。
精密工学と工芸的な美しさのハーモニーがひとつひとつの文字盤に繊細な小宇宙をつくりだす。
カンパノラが誕生して以来、一貫して受け継がれているコンセプトは「宙空の美」です。
「時を楽しむ。カンパノラ」というコンセプトをそのまま体現したようなモデル、CTR57-1001、グランドコンプリケーション 深緋(こきあけ)。
ミニッツリピーター・ムーンフェイズ・パーペチュアルカレンダー・クロノグラフといった機能を搭載したクォーツウォッチは世界的に見ても稀で、見栄や誇りのためではなく、時の流れを知的に贅沢に愉しむためのものです。
会津伝統工芸士の儀同哲夫氏によって手がけられた「深緋(こきあけ)」というコンセプトの漆塗りを文字盤に施した、日本とヨーロッパの美の融合を実現している高級クォーツウォッチです。
深緋とは、紫みの暗い赤色で、茜と紫とで染めたもので、名称にある緋の色感はなく黒みの強い色で「こきひ」、「ふかひ」と呼ばれることもある日本古来の色名です。
また、明治時代の装束に関する文献でも、「たとへば桑の実の、初は赤きが、後黒となりたるが如しといへり」と評されています。
明け方の深みのある茜色、日が昇る前の美しい空の色を表し、文字盤に反射する小さな光の輝きは、そんな茜色の空にうっすらと浮かぶ星や雲を彷彿とさせるデザインです。
太陽を象徴したサブダイヤル、文字盤の立体構造、半円形のサファイアガラスは立体感と奥行きを感じさせ、これらのデザインは一層茜色の空を連想させる仕組みになっており、カンパノラのコンセプト「宙空の美」を最大限に表現したモデルだと言えるでしょう。
さらに、カンパノラのこだわりはバンドの細部まで及びます。
ワニ革バンドは、希少なスモールクロコダイルの腹部である「竹斑(たけふ)」と呼ばれる部分を使用し、着け心地にこだわった素材は腕の細い人でもフィットするよう設計されています。
加えて、裏蓋の可変ラグはそのフィット感を実現させるアジャスト機能になります。
スイスブランドによるグランドコプリケーション時計というのは通常、、パーツの種類の多さに加え、専門技術による加工、組み立てが必要で、超高額な代物ですから、このカンパノラ、CTR57-1001、グランドコンプリケーション 深緋(こきあけ)を置いて他に手にすることのできる機会はないでしょう。

